コンタクトレンズの作成に際して
- コンタクトレンズを作成するには、きちんと見える(度が合っている)眼鏡を持っていることが前提となります。これは、コンタクトレンズによるトラブル等でコンタクトレンズの装用ができなくなった時(中止指示も含む)には、眼鏡が必要になります。この際に眼鏡を持っていない、もしくは持っていても見えにくい眼鏡では支障をきたすため、適正な眼鏡を持っていない方にはコンタクトレンズ作成をお断りすることがあります。
- コンタクトレンズが装用できないような疾患がないことが条件になります。診察時に異常が見つかった場合には、作成できない場合があります。
- ご自身でコンタクトレンズの装脱、管理ができない方は作成できません。
- 18歳未満の未成年者は、保護者の許可・同意が必要になります。
- コンタクトレンズは、人工呼吸器や透析器などと同様のクラスⅢ(不具合が生じた場合に人体への影響が大きい)高度管理医療機器に分類されています。このため、特に症状がなくても定期的に検診を受けるようにしてください。検診の間隔はコンタクトの使用頻度等で異なります。
コンタクトレンズ作成の流れ
①コンタクトレンズ使用に関する注意点や合併症等について理解してもらいます。
②検査後にトライアル用のコンタクトレンズを実際に装用して、目に合っているかどうか診察します。
③装用練習を行い、ご自身でレンズの装脱ができるようになれば作成となります。レンズの装脱ができるようになるには、個人差があり一日でできない方もいます。この場合は、後日装用練習に来院していただくことなります。なお、装用練習は午前は12時30分まで、午後は18時までとさせていただきます。